楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：太田 宗克、以下「楽天LIFULL STAY」）と、金融・投資事業会社であるSAMURAI&J PARTNERS株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：安藤 潔、以下「SAMURAI&J PARTNERS」）は本日、クラウドファンディングをはじめとするファイナンス支援を活用した宿泊施設の開発および供給に関する業務提携に合意しました。
今回の提携は、主に楽天LIFULL STAYが提供する民泊・簡易宿所向けのブランディングおよび運用代行サービスである「Rakuten STAY」の宿泊施設開発を目的としています。本提携に基づき、SAMURAI&J PARTNERSの連結子会社であるSAMURAI証券株式会社（以下「SAMURAI証券」）は、提供するクラウドファンディングサービス「SAMURAI」をはじめとするファイナンス支援を活用し、物件の取得やリノベーションにかかる資金の一部を調達します。楽天LIFULL STAYは、物件の選定、設計・施工会社へのデザイン監修、施設の運用代行を行います。日本全国の物件が対象となり、取得した各物件のタイプに応じて「Rakuten STAY」のサブブランドを冠した宿泊施設を展開していきます。
「SAMURAI」は、SAMURAI証券の前身であるAIP証券株式会社が2015年より「スマートエクイティ」としてサービスを開始し、同社がSAMURAI&J PARTNERSの連結子会社となった昨年12月に、現在の名称に変更されました。本年3月には、サイトのデザインの変更等を実施し、完全リニューアルされています。SAMURAI&J PARTNERSは、以前より「SAMURAI」を利用する投資家の募集や、投資商品組成などにおいて相乗効果が期待できる企業との提携を模索しており、今回の業務提携に至りました。
楽天LIFULL STAYは、昨年11月に「Rakuten STAY」を開始し、これまでに同サービスのサブブランドとして、本年5月に「Rakuten STAY HOUSE」、6月には「Rakuten STAY HOSTEL」の一号店の開業をそれぞれ手がけ、運用代行サービスを提供しています。今後も各提携企業と協力し、様々な宿泊施設の開発および展開を予定しています。
両社は今後も、クラウドファンディングをはじめとする多様なファイナンス支援を活用し、空き家や遊休資産の利活用を促進し、地域再生や宿泊市場のさらなる拡大に貢献してまいります。
■クラウドファンディングサービス「SAMURAI」
「SAMURAI」は、個人投資家の皆様と、投資機会を結びつける、新しいプラットフォームです。プロ投資家向け投資、海外投資、社会貢献型投資など、これまで個人投資家では触れることの少なかった投資機会を、厳選して紹介しています。また、会員登録は無料で、1万円から投資が可能なため、様々なファンドへ投資を行う事で、自分の好みに合ったファンドを見つけることができます。
■Rakuten STAYについて
「Rakuten STAY」は、民泊･簡易宿所の運営を希望する法人・個人を含む不動産オーナーに対し、楽天が「Rakuten STAY」ブランドを貸与し、楽天LIFULL STAYが、導入のコンサルティングから施工、清掃などの運用まで、委託会社の協力を得て一括して運用代行を行うサービスです。利用者は「Rakuten STAY」を導入した施設に宿泊すれば、どこでも一貫したコンセプトに基づいた設備、アメニティーグッズの利用や付帯サービスを受けることができます。楽天LIFULL STAYは同サービスを通じて、民泊を利用したことがないお客様も安心して民泊や簡易宿泊所を利用してもらえる環境を整えることで、宿泊・民泊市場全体の拡大を目指しています。
■SAMURAI&J PARTNERS株式会社
■SAMURAI証券株式会社 （SAMURAI&J PARTNERS株式会社の連結子会社）
■楽天LIFULL STAY株式会社
以上