楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 宗克、以下「楽天LIFULL STAY」)と、住宅・不動産・建設業界に特化した経営コンサルティング会社であり、全国の会員企業向けに戸建賃貸事業の支援を行うハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:濵村 聖一、以下「ハイアス」)は、民泊向け戸建型宿泊施設の供給における業務提携について、本日合意いたしました。
楽天LIFULL STAYは、提供している民泊・簡易宿所向けのブランディングおよび運用代行サービス「Rakuten STAY」において、今後様々なサブブランドを展開予定です(注1)。今回、同サービスにおけるサブブランドとして、一戸建てタイプの宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE」を展開し、民泊向け戸建型宿泊施設の供給を図っていきます。
楽天LIFULL STAYとハイアスは提携に基づき、「Rakuten STAY HOUSE」とハイアスの運営する高性能デザイナーズ住宅「WILL STYLE」のコラボレーションによる戸建型宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」を共同で開発します。同ブランドでは、断熱性能・防音性能に優れ、低価格で建設可能な、快適な宿泊空間を演出しています。また、「WILL STYLE」の主力商品である「ユニキューブ」(注2)のデザインを適用しており、今後はより多くのラインアップを取り揃えていく予定です。供給される宿泊施設は、ハイアスのパートナー企業を通じて、2018年2月より販売開始される予定です。
<「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」ブランドロゴ>
なお、両社は、これまでの活動実績に基づく営業ノウハウや運営方法などをまとめた事業展開マニュアルも共同開発し、2018年2月よりハイアスのパートナー企業へ提供していきます。
楽天LIFULL STAYとハイアスは今後、住宅着工数の減少などにより市場が縮小する近年の住宅業界において、戸建型宿泊市場を新たに創出していくことを目指してまいります。
※参考「WILL STYLE(unicube)」
「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」の外観・内装デザインは2018年1月完成予定。2018年2月より販売開始
(注1)今後、リゾートホテルタイプのサブブランドやカプセルホテルタイプなど、様々なサブブランドを取り揃えていく予定です。
(注2)WILL STYLEシリーズで最も人気の高いスタンダードタイプのデザイナーズ住宅です。55坪の土地に、住宅2棟と駐車場4台の配置が可能です。ワンプランで東西南北どの向きに道路がある土地でも、効率的な配置計画を提供します。
【Rakuten STAYについて】
「Rakuten STAY」は、民泊・簡易宿所の運営を希望する法人・個人を含む不動産オーナーに対し、楽天が「Rakuten STAY」ブランドを貸与し、楽天LIFULL STAYが、導入のコンサルティングから施工、清掃などの運用まで、委託会社の協力を得て一括して運用代行を行うサービスです。利用者は「Rakuten STAY」を導入した施設に宿泊すれば、どこでも一貫したコンセプトに基づいた設備、アメニティーグッズの利用や付帯サービスを受けることができるようになります。民泊を利用したことがないお客様も安心して民泊や簡易宿泊所を利用してもらえる環境を整えることで、民泊市場自体の拡大を目指しています。
【WILL STYLEについて】
ハイアスは、住宅・不動産・建設業界に特化した経営コンサルティング会社で、全国の会員企業に事業ノウハウ・システム等をパッケージ化して提供しています。その1つが戸建賃貸住宅「WILL STYLE」で、株式会社安成工務店(山口県下関市)と業務提携をし、12年前から事業を展開してまいりました。戸建賃貸住宅商品「ユニキューブ」に代表される「ウィルスタイル」ブランドでは、断熱欠損のない施工が可能な断熱材(セルロースファイバー)を用いた「デコスドライ工法」を全棟で標準採用しています。不完全な施工による壁体内の結露を防ぎ、柱や梁の腐食を起こさないことによって、躯体の耐久性を保証(壁体内無結露20年保証)しています。これは投資商品として収益を上げ続ける上で最も大切な部分であり、その評価が、これまで全国でのべ3,000棟を超える物件供給の実現にもつながっています。
■ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
■ 楽天LIFULL STAY株式会社
以上
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