楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田 宗克、以下「楽天LIFULL STAY」)と中国最大級の民泊プラットフォーム「途家(トゥージア)」を運営する途家グループ会社は、民泊事業における業務提携について、本日8月2日に合意いたしました。
本提携により、楽天LIFULL STAYは今後開設予定の民泊サイト「Vacation Stay」(仮称)に掲載する国内民泊物件を「途家」に供給します。日本途家株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木 智子、以下「日本途家」)は、「途家」のユーザーに対して日本各地の魅力を訴求することで、インバウンド需要拡大を狙います。また、両社は訪日中国人旅行者の動向や人気のエリア情報などを共有して効率的な民泊物件の開拓を進め、訪日中国人旅行者にとって魅力ある民泊施設やユニークな体験型民泊(農業・伝統工芸など)の提供を行っていきます。両社で協力して訪日中国人旅行者の受け入れ体制を整備・強化し、民泊市場の拡大を目指します。
「途家」は、途家オンライン情報技術(北京)有限公司(本社:中国・北京、共同創業者兼CEO:羅軍)が2011年に開設し、現在では70カ国1,100都市で50万件以上の民泊物件が登録されています。香港、台湾を含む中国以外では日本、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアに拠点を置き、日本途家は2017年3月に日本語版ページを開設しました。2025年までに日本国内の登録物件数20万件を達成し、訪日中国人旅行者が利用するNo.1の民泊プラットフォームになることを目標にしています。
楽天LIFULL STAYは、住宅宿泊事業法施行後のサービス開始に備え、現在国内における民泊物件の開拓に取り組んでいます。また、海外のユーザーに効率的に国内登録物件の情報を提供するため、今回の日本途家をはじめとした各国・地域で民泊サービスを提供する企業とのパートナー戦略を進めています。
日本政府観光局(注)によると、2016年度の中国からの訪日外客数は前年比27.6%増の約637万人になりました。日本途家と楽天LIFULL STAYは今後、訪日中国人旅行者の高まる宿泊需要に対応するため、より幅広い宿泊の選択肢を提供し、民泊市場の健全な発展に貢献してまいります。
(注1) 出典:日本政府観光局(JNTO)「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2017年)」
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_tourists.pdf
■ 楽天LIFULL STAY株式会社
■ 日本途家株式会社について
日本途家は、ゲスト、ホスト、すべての関係者に対して「安心」「安全」「親切」「清潔」なサービスを提供し、日本の法令を遵守して日本社会に必要とされる企業を目指します。中国国内を中心に培ってきた途家グループの実績を生かし、日本市場で求められるニーズを調査・分析して「魅力ある施設」を整備し、「魅力ある日本」を情報発信することで、民泊を利用する訪日中国人旅行者の獲得に取り組みます。また、自治体や企業との連携を通じた新サービスも創出してまいります。
■ 途家オンライン情報技術(北京)有限公司について
以上